透明絵筆
兎もまた夢をみる
歌手:黒兎ウル
专辑:《兎もまた夢をみる》

作词 : 綿飴
作曲 : 綿飴
白いキャンパスに描いた
透明で見えない今は
いつか、いつか
分かるかな
どんな色だろ
いつからだろうか
僕はここで
絵描きになろうと
そう決めたんだ
真っ白なキャンバスに 僕の筆が
走る瞬間が
楽しかった
偶然描いた一枚の絵で
「凄い!凄いね!」と
チヤホヤされて
突然周りに
仲間が増えて
僕の絵は最高 そう思ってたんだ
晴れの日だって 雨の日だって
時間を忘れてひたすら描く
僕の未来が 描けるようで
夢に満ちていた
じゃぁね 退屈な僕の日々
虹の色で途端 キャンバスは染まる
明日は何を 描こうかな
どんな色で世界を 描こうかな

いつからだろうか
僕はここに
嫌気がさしてさ
筆止めたんだ
真っ白なキャンパスで 混ざり合って
黒くなっていった 僕の世界は

誰でもないんだ 僕は僕だ
人の真似なんて したくないんだ
突然周りが 冷たくなって
誰も居ないんだ 僕だけなんだ

もうダメなんだ、まだダメなんだ
これは僕の全てな訳無いんだ
僕の未来が 見えなくなって
筆を投げ捨てた

じゃぁね 今まで楽しかった
僕は僕の未来 塗りつぶしたんだ
明日も何も 見えないんだ
どんな色も混ざれば 濁ってくさ

だけど 気づいてしまったんだ
僕は僕の色を描けばいいんだよ
今は何にもない場所だけれど
どんなものも描けるんだ この絵筆で
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