歌手:
凋叶棕
专辑:
《骗》 作词 : 凋叶棕
作曲 : ZUN
果てなき、自問自答
幾度なく幾度となく
答えの出ぬ問いを
誰にでもなく投げつける
告げるは、叶わぬと。
心に渦巻かせたまま、
今はただ、笑っていよう
…全てはあの方のため。
その耳は聞こえるか?
この心の雄叫びを。
その力は探せるか?
この心を埋める手立てを。
「正義とは、何なのだ?」
「この私とは、何なのだ?」
「真なるとは、何なのだ?」
「善なるとは、何なのだ?」
崇め奉られ
私は寄辺となった
呼ぶなら「偶像」と、
それが最も相応しい。
一心に。
信ずる者達がいるなら。
一身に。
その祈りを。
受け止める。
それが“義”でなくて
何であろうか!
だとしても、
人よ知れ
その合わせる両の手が
武器を取り、
いつしか弓引くようになるのだと。
どうか知れ
その讃え崇めるものは
かつて畏れ、
封じたものよりも邪悪なのだと。
人よ知れ
その慈愛満ちる笑顔は
いくつもの
見えぬ悲しみをも孕むのだと。
どうか知れ
その直向に捧げる偶像崇拝が
かくも脆く、
ともすれば危ういものなのだと。
「祈りとは、何なのだ?」
「その救いとは、何なのだ?」
「邪なるとは、何なのだ?」
「善なるとは、何なのだ?」
「正義の代弁者」
その実、詐欺師まがいの
私の、この笑顔に、
何の意味があるというのか。
必死に.
救いを求める恩人の声に。
応えずに。
ただ佇む。
何もできず。
それが“不義”でなくて何であろうか!
だとしても、
真実を告げることなど
できはせず。
ただ、人の崇める
「神」として佇むのみで。
そんな思いを、
胸に抱きながら繕う
この笑顔が、
嘘でない筈がないと…
人よ知れ!
祈りは、
かくも脆く。
かくも弱く。
かくも儚く。
かくも薄く。
私は、
かくも不実。
かくも不遜。
かくも不敬。
かくも不浄。
…であっても、
人は信じ続けずには、
明日に進めないのだとしたら。
せめて笑っていよう。
寄辺となろう。
私はただ、あの方のために。
ああ、いつか、人よ知れ。
—私の、声を聞け。