歌手:
Diarays
专辑:
《忘却日記》 作词 : コウ
作曲 : コウ/ショウ
「またいびきかいてる...」
図書室の端の特等席が、春になって変なやつに取られた。
私が隣に座るとすぐさま起きる。
「今日も俺のほうが先だな、 ナツキ 。」
「この道、なんかいいだろ?」
この道が一本道で、どこまでも続けばいいと思った。
それだけで良かったんだ。
「これは父さんの20年も前の夢の話だ。」
もしこれを見ても、書き込んではいけない。
小さな白い体温
大きな黒い太陽
傾けてく溶け合った
気付かないふり
好きじゃないふり
隠した顔が麻痺した
ソラはいつまでもどこまでも本を読んでる
ナツキ が不思議だった。
「今度はあの神社に行こう。
願い札って知ってるか?」
私はそんなおまじないよりすごいもの持ってるもん。
この街に行こう
この山に行こう
切り出すと怒られた
静かになれば手を引く君が
どうしようもなく愛しくて
少女は古い本を読んだ
小さな願い叶えましょう
甘美な果実閉じ込められた
8月に
求め過ぎたのは罪ですか
探しても君が”存在し”ない
解けかけた愛の糸を断つ
もしも僕が代わりに為るならば
今僕よ消えて
答えてよ 答えてよ
悲しい声は何度も気を掠めた
八月、僕は何かを忘れた。
目を開けてみた君のいない部屋
夢の中の言葉が
温かい耳に刃を当てて
憐れな僕を脅した
母さんが古い本を見せた
見覚えの無い汚い本
そこに書いた文字の形が
好きだった
時をこえて少年は愛を知る
幸せを満たしてく
優しい人は誰かに似てたんだ
お腹の中に触れた
脆くて弱いその記憶は
消えて消えて繰り返す
僕が終わるそれで済むなら
(今の妻ももちろん愛してる。 )
僕と彼女に宿る命
(けど何か忘れてる気がするんだ。)
流れてく 流れてく
4月にはまだ声が消えて
「あなた、いつも違う誰かを見てるみたい。」
空は哭いて
馬鹿な筆を当てた
聞きたい知らない声を
けどこの書き主にまた逢える気がする。
生きたい会いたい
あの春の笑う顔が見たくて、ただ。
「4月4日、生まれてくるはずの命を取り戻す。」
「メア、何見てるんだい?」
「この思い出がびっしり書き込まれたページ、
私の誕生日と同じなの。」
「僕等には父さんなんていないじゃないか、偶然だよ。」
「さぁ、今日も点数稼ぎに行くよ。」
「今日は早いじゃん、ナツキ。」