歌手:奥華子
专辑:《遥か遠くに見えていた今日》

雨はただ降り続いている
ねずみ色の空の下で
光ったアスファルトの上を
キラメキ戸惑い彷徨いながら
君が僕に残したものは
使いかけの化粧水と
読み終わった雑誌の山と
テーブルの上の水色の手紙
どうしていつも君はひとりで決めてしまうんだろう
僕ならばきっと平気だと思ってるのかい
何が物足りないんだよ
何が優しすぎるんだよ
君の文字を握りつぶし部屋を飛び出したい
rainy day rainy day rainy day
いつか晴れるとしていても
rainy day rainy day rainy day
今はただ雨に濡れたい
野良猫みたいに
道を横切ても
もう誰も僕を探しはしないんだ
歪んだままのカブミラーは
意味も無く僕を映して
ずぶ濡れのシャツは僕の心に
息を殺して冷たく張り付いたまま
愛されることがあんなに素敵な日々で
掛け替えのない時だと君が教えてくれた
だから今の僕には何ひとつ思い出にできない
君が触れる水玉に溺れていたいんだ
rainy day rainy day rainy day
いつか晴れるとしていても
rainy day rainy day rainy day
今はただ雨に濡れたい
野良猫みたいに
道を横切ても
もう誰も僕を探しはしないんだ
もしも君が突然戻ってきたら
何も言わずに強く抱きしめてしまいそうだけど
rainy day rainy day
どこまでも続く道を
rainy day rainy day
降り注ぐ雨に浮かれて
君がいなくても歩いて行けると
見上げた空にいつか思えるように
rainy day
rainy day