歌手:
ひとしずくP×やま△
专辑:
《ミスルトウ~神々の宿り木~》握った側から零れる 儚い砂のように
この手が望んだものは いとも簡単にすり抜けていく
奪い合うために 殺し合うために
生まれて、生きるのが
僕の価値だと 君の価値だと
疑うことさえ 叶わない
歪んだ螺旋の牢に繋がれ 所詮、ただ不運と心泣き
絶望を辿り ぐるぐると 理想の淘汰に 酔わされ
情けない、やるせない、認めたくない感情に縋(すが)る
・・・・・・嗤(わら)うしかないだろう?
守りたいものは とうにない 何故、戦う?答えも出ない
焼け落とされた正義を翳(かざ)し 灰と踊るなら
濁った後悔ごと 殺してしまえ
ひ弱な花を刈り取った モノクロ淀む世界で
冷たい鉄が生み出す紅色だけが 心地いいの
奪い合うために 殺し合うために
作られ、生きるしかない
哀れな過去も 虚しい未来も
濁った偽善の手で、触れないで
くだらない夢はとうに追想 所詮、ただ不運と嘲(あざけ)り
絶望を誘い ぐるぐると 理想の淘汰に 魘(うな)され
もう捨てたい、忘れたい、壊れたい、不快感情にはまる
・・・・・・嗤(わら)うしかないでしょう?
壊しても 壊しても 心は満たされない
塗りつぶされた正義を翳(かざ)し 灰に染まるなら
濁った真実ごと 隠してしまえ
奪い合うために 殺し合うために
生かされる運命なら
温かな声も 取り合った手も
無くしたままでいたかった
くだらない夢はとうに追想 所詮、ただ不運と心泣き
絶望を辿り ぐるぐると 理想の淘汰に 酔わされ
情けない、やるせない、認めたくない感情に縋(すが)る
・・・・・・哭(な)くしかないだろう?
戦う意味はとうにない 何故、それでも 止められない
焼け落とされた正義を翳(かざ)し 灰に縋(すが)るのは
残った存在の証明
歪んだ螺旋の牢に繋がれ 激情のまま 剣を振り抜く
僕の脳は ぐるぐると夢想の淘汰に 侵され
壊したい、救いたい、許せない、どれが本心なんて
・・・・・・もう、分かんないんだよ
守りたいのは 誰だ?
壊したいのは 誰だ?
震える手で掴んだ答えは 紅く染まって
濁った僕らごと 壊してしまう
もう、終わらせて・・・・・・