歌手:
梶裕貴
专辑:
《ツキウタ。シリーズ「池袋月猫物語」 》【驱】今日もいい天気だ~
人も車もいっぱいで、
今日も賑やかな池袋のお町だね
うん?
【恋】駆~
やっば駆さんだった、偶然だね~
【驱】恋!何だか久しぶりな気がする
【恋】ちょっと一週間ぶり、
飼い主さん家の旅行に一緒に連れて行ってもらってで
町を出てたんだ
【驱】そうだったんだ~
どこに行ったの?
【恋】確か栃木の温泉だったかな、
川が近くにあって魚が美味しかったよ
【驱】えー遠出したんだね~
いいなぁ~
うちの飼い主さんはアルバイトがいっぱい入ってるから
なかなか遠出できなくてさ
【恋】ああ~すごく働いてるイメージが
【驱】うん、働いてるね
お金がない訳じゃなくて
アルバイト先のお店が改装したばかりで
人手が足りないみたい
あとは純粋な趣味かな
【恋】趣味?
【驱】そう、趣味
働くのが好きみたいだよ~
【恋】ろ、労働が趣味とは、
珍しいタイプだよね
少なくとも猫ではなかなかいな…
あ、でも駆もそのタイプが
キラキラ光る物を集めた、
光り物コレクション
小まめにやってるもんね
【驱】じっとしていると時間が
もったいない気がしちゃって
【恋】飼い主さんそっくりや
【驱】それを言うなら恋もでしょう
おしゃれが大好き
首輪にまだ新しい飾りが付いてるじゃない~
【恋】あ、気付いた?気付いちゃいました?
お土産物屋さんにあった、
縮緬の布で作った飾りだよ
気に入ったから買って貰ったんだ
小さな鈴も付いててね
【驱】ご機嫌だね
【葵】あれ、恋と駆
【驱】あ、葵さん
【新】あれ?ピンクと駆るん
【恋】うげっ!新
【新】コラコラ、ピンク?
うげとは何だうげとは
【恋】ごめんごめん
思わず漏れてた、素直な心の声が
【新】ふむふむ、そんなんに俺と会いたかったのか
仕方がないなぁ~寂しんぼさんメェ
【恋】あ!絡むな!
【葵】仲が良いよね~相変わらず
【驱】仲が良いですよね、相変わらず
【新·恋】どこがだ!
【葵】素直じゃないなぁ二人ども
【驱】えっと、葵さんと新さんはお二人でお散歩ですか?
【葵】うん、今日は俺たちの飼い主さんたちも
学校がお休みで池袋の町で遊ぶー
って言って出かけたから
それじゃ俺たちもぶらぶらして見ようかー
って話になってね
久しぶりに、路地裏探検をしていたんだ
【新】そう、この辺って、いろんな国の料理とか
いろんな味のラーメンとかがあって
匂いを嗅いでるだけでも楽しくてさ
探検のし甲斐があるんだよ
【葵】匂いを楽しむだけなら良いんだけどね
新はよく分からない食べ物でも、
貰えるものなら何でも食べようとするから
ひやひやするよ
【恋】食い意地が張ってるんですね、
分かります
【新】そうじゃない、
せっかく可愛いお姉さんが、食べる?
って差し出してくれてる物体X何だぞ
男なら食べなきゃダメだろう
【恋】ただのオープンスケベバカだった!
【驱】例え相手がかわいいお姉さんでも、
物体Xって判断してる時点で
食べないでくださいよ
【葵】男らしんだか、
無謀何だかよく分からないよね~
俺は餌は貰わなくても
優しく撫でて貰えるだけでも
嬉しいけどなぁ~
【恋】葵さんは、同じ猫の俺から見ても
毛皮がツヤツヤの美猫さんですからね
触れるだけで向こうも嬉しいと思いますよ
さすがは王子
【葵】飼い主さんがブラッシングが
好きなだけだよ
【驱】葵さんと新さんの飼い主さんは
幼馴染なんですよね
【新】その通り、だから同じくらい時期に
飼われた俺と葵も、
幼馴染って言える訳だ
【恋】確か、葵さんの飼い主が獣医さんで
そこに運び込まれた捨て猫を
新の飼い主さんが引き取って
【新】羨ましかった葵の飼い主が、
ペットショップで葵をご購入という流れだなぁー
ショップ出身で、良い賞正しき血統証付き
その辺からして王子だなぁ~
【葵】王子何かじゃないってば
血統証が付いていようといまいと、
普段の生活には何の影響もないしね
【恋】それは確かに、ああでもても
血統証が付いてるって言われると納得する
上級オーラっていうのが存在するのも確かですよね
例えばほら、始さんとか
【新】始さんって恐ろしく貴重な種族何だっけ
【驱】らしいですよ~
愛好家だったら値段が付けられない
くらいの価値があるとが無いとか!
まさにプレミアム!歩く王様!
【葵】その割には始さんも気ままに外に
出てるみたいだけど、良いのかな?
【驱】飼い主さんがそう言う事はあんまり
気にしないタイプみたいですね
自由にさせてくれるって言ってました
【恋】始さんの飼い主さん
始さんにそっくりな、
迫力がある人だよね
時間がある時は俺とも遊んでくれる良い人です!
【驱】恋ってば遊ぶのに夢中になって
指を噛んちゃった時もあったよね
【新】お前何って恐ろしい事を
【恋】つ、つい我を忘れてね
ちゃんと謝ったからね
始さんも、始さんの飼い主さんも、許してくれたからね
【驱】じゃなかったら、
今頃恋はここにいないもんね~
【恋】ニッコリ笑顔でなんて怖い事言うのこの子は!
【新】まぁ、始さん自身が大人しく家猫ってタイプじゃないから
そういうおおらかな人が飼い主でよかったよなぁ
俺も家の中にずっといるのはダメだ
天気がいい時は
日当たりが良い場所で昼寝をしたいし
天気が悪い時は、冒険に出たいし
【驱】とっちにしろ外に出るんですね
【新】太古に伝わる、
野性の血が騒ぐんだよ
【葵】野性の血がある人は、
お腹丸出し状態で熟睡をしないと思うな
【新】うるさい葵、あれはだな
天日干しをしてたんだよ
腹の毛をこう~
天気の良い日には布団だって干すだろ
【葵】はいはい
今日も絶好のお昼寝日和、散歩日和だけど
せっかく皆でこうして会えた事だし
始さんと春さんにも、ご挨拶をしておきたいな
【驱】賛成です~
でも、お外に出てきてますかね
【新】どうだろうな
このポカポカ天気だ
始さんたちも日向ぼっことかしてそうだけどな
【恋】とりあえず探してみるか
この時間帯だったら、
あの梟の像がある公園辺りが一番可能性が高いかな
【驱】よしー行ってみましょう~