いのち~桜の記憶~-若旦那(わかだんな) 词:若旦那 曲:若旦那 戦後間もなく産まれた親の 映画好きが 高じてさずかった名前は とある俳優の頭文字から 親父はごく普通のサラリーマン 四月の桜が開花宣言する頃に 朝早く産声 男として産まれた俺は黒目が ぎょろっとした甘えん坊で そんな俺をあったかい 愛で包んでくれたおふくろの腕 話すのがちょっと遅かったって 懐かしそうに今でも笑って セピア色の思い出 親父と球投げたまに凧揚げ 自我が芽生えて俺がグレるまで 当たり前の事に感謝して Thank you for ママ Thank you for パパ ありがとうの一言言えなくて 今がチャンスだからでかい声で 言わせておくれよ Thank you for ママ Thank you for パパ 照れながら今日だけは言うよ あんた達の子供で ほんとよかったなって 今だから謝るよ ごめんいつもトゲトゲ ふざけんなてめえって 殴りかかって 少年時代はただただ 力があり余ってたんだ俺 次第に学校に親が呼びだされ 白髪が増えていくことに心痛め あれも確か四月に降った雨 桜が散って悲しそうに泣いてたね 家出なんかを繰り返し 街でバイクに跨る無我夢中で ダチの文句言われると 何かマジギレで 剃刀のように怒って 街で不良同士の喧嘩する時 いつもお袋の顔が浮かんで それ以上したらダメって 当たり前のこといってくれたから Thank you for ママ Thank you for パパ ありがとうの一言言えなくて 今がチャンスだからでかい声で 言わせておくれよ Thank you for ママ Thank you for パパ 照れながら今日だけは言うよ あんた達の子供で ほんとよかったなって 命ってずっと繋がってる 俺も知らぬ間に大人になってる 愛する人をみつけて あんた達の孫なんて 産んじゃってる 桜がきれいに色付く 春の夕日が俺らを照らす ちっぽけな命の花が 都会の隅で愛に包まれて花咲く いつかわかると言ってた 親の口癖が悔しいがわかる 若き時のことを反省し感謝する 当たり前のことに涙する Thank you for ママ Thank you for パパ ありがとうの一言言えなくて 今がチャンスだからでかい声で 言わせておくれよ Thank you for ママ Thank you for パパ 照れながら今日だけは言うよ あんた達の子供で ほんとよかったなって Thank you for ママ Thank you for パパ 20年後にそう言われたいから お前の子供が産まれたら この歌を俺達に歌ってくれ