歌手:崎元仁
专辑:《朧村正 元禄怪奇譚 音楽集》

巡（めぐ）る季节（きせつ）の百歳千歳（ももとしちとし）に恵（めぐ）む穂（ほ）の
実（み）を结（むす）ぶ稲（いね）の花（か）
稲の花
作词：神谷盛治
作曲：千叶　梓
歌唱：藤田　咲
雪解（ゆきど）けの瀬（せ）、丽（うら）らかな
春（はる）の月胧（つきおぼろ）
川超（かわこ）え嫁（とつ）ぐ花嫁（はなよめ）は
裾（すそ）をつまげて濡（ぬ）れぬよに
河鹿（かわしか）の鸣（な）く畔（あぜ）の渊（ふち）
云流（くもなが）れて五月晴（さつきば）れ
二人并（ふたりなら）んで田植（たう）え歌（うた）
颜（かお）をふと见合（みあ）わせ頬染（ほほそ）める
山（やま）は仰（あお）ぎ
云（くも）は高（たか）く
空（そら）は遥（はる）かに
远雷轰（えんらいとどろ）く蝉时雨（せみしぐれ）
茜（あかね）に染（そ）まる西日（にしび）暮（く）れ暮（く）れ
幼子（おさなご）を背负（せお）う祭后（まつりあと）
家路（いえじ）へと星満（ほしみ）ちて
流（なが）れ星一（ぼしひと）つ、幸（しあわ）せ愿（ねが）う
稲（いね）の叶（は）そよぐ白银（しらかね）のうねり驰（は）せる
夏（なつ）の日（ひ）の盛（さか）り、束（つか）の间（ま）にそっと咲（さ）かす穂（ほ）の
慎（つつ）ましき稲（いね）の花（か）
鰯云秋（いわしぐもあき）の空（そら）
稲田覆（いねたおお）う黄金（こがね）
家族総出（かぞくそうで）の稲刈（いねか）りは
息子等（むすこら）も负（ま）けじと精（せい）を出（だ）す
山（やま）は仰（あお）ぎ
云（くも）は高（たか）く
空（そら）は遥（はる）かに
枯野色失（かれのいろう）せ去（さ）り、はらはら
粉雪（こなゆき）の舞（ま）う、风（かぜ）のまにまに
日々偲（ひびしの）ぶ老（お）いの囲炉裏端（いろりばた）
仲睦（なかむつ）まじく充（み）ちて
雪深（ゆきふか）く山（やま）は静寂（しじま）に眠（ねむ）る
冬越（ふゆこ）えた种（たね）が再（ふたた）び芽吹（めふ）く
巡（めぐ）る季节（きせつ）の百歳千歳（ももとしちとし）に恵（めぐ）む穂（ほ）の
慎（つつ）ましき稲（いね）の花（か）