歌手:
木村良平
专辑:
《好敵手CD 源氏物語~男女逆転恋唄~ 紫×六条》 作词 : 浦井アンナ
作曲 : 黒石ひとみ
夢と現(うつつ)の狭間で
花の嵐のごとく強く
千々に乱れる恋心
止むことない焦燥
さやけき月影を追えば
陽炎が消えるごとく淡く
求めるものはいつでも
この手すり抜ける
貴女に眠る絆を
今すぐ確かめずに いられない
少女の憂いも 大人の翳りも
どうかずっと永遠に
このまま 貴女の
逃げ道を塞いで
閉じ込めてすべてを
抱きしめて 甘やかな
慈しみの中に
肌に添う移り香
薄衣(うすぎぬ)にしみ込んだ
夢が消えぬよう
やがてはかなく消えてゆく
抱きしめた身体も熱も
手繰るぬくもりをそばに
忘れないように
芽生えた遠い憧れ
確かな想いへと 変わっていく
見つめる眼差し 吐息に隠した
どうか時間を凍らせ
このまま 貴女を
渡さない誰にも
行かせないどこにも
優しさは 嘘をつく
もう離れたくない
貴女からぬくもりが
分かち合うそのときに
夢から醒めて
この苦しみさえ
甘い夢
もう一度
逃げ道を塞いで
閉じ込めてすべてを
抱きしめて 甘やかな
慈しみの中に
肌に添う移り香
薄衣にしみ込んだ
夢を消さぬよう
渡さない誰にも
行かせないどこにも
愛しさが 罪になる
もう離したくない
貴女からぬくもりが
分かち合うそのときに
夢から醒めて