End of the Symmetry
Viator de memoria - Episode I -
歌手:君の美術館
专辑:《Viator de memoria - Episode I -》

エリス 「おやすみなさい、セレース。」
セレース 「え、おやすみなさい、姉さん。」

エリス 「そう、こんな関係、続かないわ。」

どこにでもいる幼い頃からき絆を結んだ三人語り合う
今、夜も更け家路を歩き別れたら、明日も再び顔合わせ
過ごす日々が続くだろう ずっと変わる事なく

けれど諦められない未練だけ
<隠し切れない事は解っている>
ずっと消えずに残っているから <止まらない>
この想い任せて <動き出す歯車>

今まで抑えて来たこの感情が <その想いは>
私の心を支配し始めて <貴女の>
重ねた思い出達を踏み潰して
無垢な少女は消え去る <何を想うの>

エリス 「どれだけ抑えようとしても、
もう、この気持ちは抑えられない。
どんな手段を使ってでも、」
カロンの心を手に入れてみせるから。」

隠すつもりはなかった筈なのに
<それが傷付けると判っていても>
何故か打ち明ける事も出来ずに <届かない> 
育んだ絆を <思いやる気持ちは>

伝える事出来ずに佇んでいる <貴女がした>
いつまで曖昧過ぎる関係を <過ち>
続けて許される筈はないでしょう
今は途方に暮れてる <何を望むの>

セレース 「どうして最初に言えなかったんだろう。
こうして彼と愛し合うことが、
姉さんの心を一番傷付けると解っているのに。」

いつの頃からこの黒い想いが、心蝕み始めたのか
それも今は些細な事だと <今ならまだ間に合うのかもと>
捨てた躊躇い 憂いもなく嗤う <願いを懸けた時間も過ぎて>

エリス 「こんな事を続けていても、誰も幸せになれない。
三人、このままがいいだなんて、
誰かが失うくらいなら、私は、奪うわ。」

セレース 「こんな事を続けていても、誰も幸せになれない。
それでも踏み出す勇気がないわ、誰も傷つけたくない。
違う、本当は私が傷つきたくないだけ。」

胸に秘めた想い止められない 
<告げる時にはもう遅過ぎて>
この手汚しても構わないから <悔やんでも>
迷わない 私は <戻らない時間は>

二人がもし一人なら良かったのに
無いものねだりなら手に入れるまで <愛する人は只一人だけで>
焦がれた想いを解き放つ為に <分け合う事等出来はしないから>
触れる鏡の中には <かける言葉は>
そっと悪魔が笑う <きっと何もないでしょう>

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