歌手:
君の美術館
专辑:
《Viator de memoria - Episode I -》 作詞:黒岩サトシ
作曲:PHEVOTT
編曲:PHEVOTT
いつしか呪いを受け 尽きぬ命を手にし
過ぎる時は価値を失くし 只流れる
儚い人の命に憂う眼差しを向け
只時を貪る樣に哀れみ覚える
作られた心なら <捨てればいい>
欲望を振りかざせ 遠慮はいらまい <心解き放て>
恐れている本当の心の影を見つめる <本当は解っていても>
それは過ちを犯す事ではなくて <それを嘘て隠すしかない>
自らが失う事 そんな災いを恐れ <失って本性を見せる>
人は優しさにすり替えて 我が身の為 心隠す <人の性は穢れてゆく>
理性と呼ばれるものを疑う事もせずに
臆病者の屁理屈を心に刻まれ
只信じられるのは <欲望だけで>
それを抑えつけては生きる意味もない <全てなすがまま>
信じる者が総て救われる筈もないと <作られた神を信じて>
誰も解ってはいても目を逸らすだろう <考えなく只祈るだけ>
そんな弱い者達の最後の決まり文句は <弱き者救われるなら>
もはや聴き飽きた「正義」という意味を持たぬ鎖だろう <不条理だと叫ぶだけ>
振り返る どれだけの願い叶っただろうか <悔やんでも時は戻らず>
目指す場所に辿り着く一握りだけ <覆せぬ過去に成り果て>
ならばなぜ人は耐え 生きる時を浪費する <つまらないものに縛られ>
消える光陰を思うまま弄べ とそっと囁く <生きる事だけは認められない>