歌手:
百々和宏
专辑:
《窓》 作词 : 百々 和宏
作曲 : 百々 和宏
ハイウェイを見上げる高架下の
ブルーのテントが彼のお城
卵とパン焼いてブレックファスト
調子っぱずれな口笛付きで
そうこの素晴らしい世界で
彼は毎日空き缶拾いに精を出す
アルミニウムはキロ180円
ワンカップ一つの価値もナシ
黄色く濁った彼の目玉ん中
乱反射する都会の中
彼には人間がみんな
人参ぶら下げて走ってるよに見えるんだとよ
誰彼ともなくブツブツと
しゃがれ声で話しかける
「なぁお嬢さんオイラをよーく見な
コレがブルースさ」
「シスコにロンドン、ベルリンにも行った
ミックやキースとは69年からダチコウさ
オイラの価値はオマエらにゃ計れねぇ
エサもらってもシッポはふらねぇ
いきものの掟はやぶっちゃいけねぇ
人間そんなに偉かねぇ
正直者は馬鹿をみねぇ
お天道様に顔向けできねぇ」
そんな事を彼は言ってた
だけど最近みかけなくなった
駅にも公園にもいない
だれか彼を知らないかい?