暗闇が欲しい
さよなら、
歌手:不可思議/wonderboy
专辑:《さよなら、》


敷き詰めた理詰めの大理石の上に集団心理の絨毯を敷いた
知った上をした沢山の人がその上を歩いてる
悪いけど俺はそれを見ているだけだ

立ち止まる雑踏 俺を追い越して
人一人全てに人生があり
流行るものが流行り 廃れるものが廃り
取り残された人間がまたここに1人
雨上がった水溜りを覗き込んだ顔には
嘘を付いた分だけ傷跡を残した
消滅した情熱を残り火みたいに足せる
一体自分の居場所はどこにあるのかと
遥か遠く星が通る後もう少し待とう
叫ぶ声は擦れ街の外れ 不安が付き纏う
家と家の隙間と切れかけた街路灯
路頭に迷う心 こんな夜中に誰が呼んだのか
究極の無気力 それでも生きろと
贅沢という罪悪感が才覚を迫る
粘る一歩 先を知って遠のいてく足音
凄く控え目に言って死んだ方がましだと
明日迎える覚悟無くて過ぎ去って行く今日に
一向に掴めない距離や針 不条理
ローリング?ストーリーはさも悲しそうに
主人公照らすスポットライト 見せる真理
一心不乱 不安埋めるため埋める空欄
吐いても吐いても喪失感は
もういつからか棲みついて離れないと知った
一旦は閉じたろうと開き青は散った
世間体 限定された原生林 正義 精神が犠牲の上に成立
背を伸ばしたビルディングがまた空を削った
黙認する僕にもう孤独たちは歌わない
行動するように遠のく 猛毒のサポート
魂を込めた朗読 その先にあるもの
無限に続く回廊 過去と今の回顧
充分に悩んだ もう家へ帰ろう

今までの人生でたった一度でも
自信を持って何かを選んだと言えるか
否、綺麗な言葉じゃ言い切れないことばかりの毎日だ
降り積もった後悔の正面に立ち 塞がり 暗がりから群がる奴らへ
相槌より何より着飾った言葉より誰にも負けない暗闇が欲しい
風のように通り過ぎる1週間の中で
奏でることなく心臓を逆撫でる
そこにあるのは全くと言って良い程の無駄
不在の実在がはっきりとある
探し続ける言い訳 埋める免罪符
いくらでもある抜け道 無限の代数
たいしたことは出来ないくせに格好だけはつけたがる
そんな腑抜けた自分の前に疑問符の行列
呂律回す 言葉だけ 嘘つきの解決策
俺の代わりなんて吐いて捨てる程いるのに
傍に 傍にあって欲しいもの程遠く
先天的な孤独解く 朗読は盲目
増幅する迷路 どこにも辿り着かず
2日続けての憂鬱 何も手につかず
繰り返す自問自答 「もし」は未だおとずれず
すれすれの水面で顔を上げて息を吸う
「おいそこの信用」と振り返る後ろ
想像とは行動の対極に 或いはむしろ
今までにお前が書き留めた言葉は
これまでに誰一人として救った訳では無いぞ
救いが無いのは分かって書くのをやめず
これまでに選び抜いた証を残す
一般人代表 一端の戯言
最後の最後までもがくモラトリアム

今までの人生でたった一度でも
自信を持って何かを選んだと言えるか
否、綺麗な言葉じゃ言い切れないことばかりの毎日だ
降り積もった後悔の正面に立ち 塞がり 暗がりから群がる奴らへ
相槌より何より着飾った言葉より誰にも負けない暗闇が欲しい

敷き詰めた理詰めの大理石の上に集団心理の絨毯を敷いた
知った上をした沢山の人がその上を歩いてる
悪いけど俺はそれを見ているだけだ

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