歌手:
ALSTROeMERIA
专辑:
《Recordare》伝えられた語られた全ての物語さえ
輝きを秘めた石は、静かに物語り。
集う七つの虹色、願いを叶える為に
人の手は夢を求め歴史を繰り返す。
散りばめた記憶から紐解く呼び声は、
消え去った王国が刻んだ逝く涙。
誰しもが祈るのは何から逃げる為。
その騎士は退くことを忘れて求めて。
光が宿る石を両手に握りしめ、
彼が見たのは戦火に落ちる空のない色。
遠い遠い昔から聞かされたお伽噺。
輝きを秘めた石は、願いを叶えると。
燃え上がる家も空も止めることは出来なくて、
錆びた剣に乗る血の悲しさに嗤った。
蘇る記憶には名誉を、勝つことを、
生きるのを、金貨さえ離さぬ人が居た。
誰しもを斬り散らし集めたこの光、
足りぬのは赤に青、それから七つまでは遠い。
~彼は退くことを忘れてしまった~
光が宿る石は両手を零れ落ち、
聞こえる声も今は冷たく、頭に響く。
ああ、人々は求めるが故、夢見て、生き、
だからこそ届かない。
彼が最後に見た光、煌く五つ六つそこで力尽き、
この手はもう誰も救えないと知る哀しみ……