夏夜囃子 (feat. 初音ミク) 作词 : Kuratu 作曲 : Kuratu 鎮まらぬ喧騒を切り裂いて 夏を告げる花が咲く 心臓の鼓動を乱すように 君の髪が揺れている それは人の途切れた細い道 僕の前に現れた 夜を映したような黒髪で 消えてしまいそうだった 月の下 今日だけは眠らない 灯りと人だかりの中を二人泳ぐ ああ逆光が照らす君は どうしようもなく深い青色 きっとこの夏は終わらないね 君にそう言ってほしかっただけ 閉じ込めた想いも全部 空の花と消えていく 音を残し消えていく さ さ さ さあさあ皆々御覧あれ 雨続きの晴れ間に咲く花を ようよう朝日は迫り来る 今宵限り繰り出す夢二つ とどまらぬ情動を切り裂いて 夏を告げる花が咲く ずっと先を見据えるように 君は空を見つめてる もし僕があの花火だったなら 君の心を動かせたりしたのかな ああこんな暑さとともに 消えていく定めだとしても 足元を夜風が過ぎる 燃えた後の煙と消える 不確かな夢のように 君は前を歩いてる また同じような夏の日が 明日も訪れるのでしょう ただ少しだけ静かな 君のいない静かな日 きっと きっとこの夏は終わらないね 君にそう言ってほしかっただけ 閉じ込めた想いも全部 空の花と消えていく 音を残し消えていく