Pocochin (feat. 重音テト) 作词 : 曇天怠惰 作曲 : 曇天怠惰 僕らは時が操る人形 支配され束ねられ 供花にまみれて初めてさようなら 決まって雨粒は落ちて稲穂は垂れて 花は枯れ日は暮れて 手のひらは急速に薄汚れてく どんな言葉さえも拾えぬ 奈落の底に落ちて 何も残らないのなら 今僕に何ができるのか 下らぬスカスカな無学者が嗤うわ 穴空いた胸の中晒して 自惚れ患い寝言をぶちまけた 優しくて意地悪な時計は ひとりでに針を震わせ 無意味な恨みを 味わう余裕も与えてくれないわ 朽ちた肉叢が距離を狭める 精神は青いまま 成熟できずにどんどん傷んでく 止まった世界を体験している頃は 鮮やかな腐敗臭 カリヨンが鳴る前に羽化しなければ ほろ苦い記憶に固執し 甲斐のない放心 それで何が育つのか 祈りは塵しか積もらない 答えて 完全な大人になることは 簡単で困難なことなの? 鏡を睨んでも老化に気づかない 行かないでいかないで一秒 過ぎないで過ぎないで ねぇ 一度の呼吸も こんなに惜しくなると思わなかった 安いクラスターに尾行し 何も考えていない 社会の羊は絶えず シャボン玉を吐き出してるだけ 芸術のげの字もない奴と 濃厚接触していても そこから生まれる物語は 虚しいまま 下らぬスカスカな無学者が嗤うわ 穴空いた胸の中晒して 自惚れ患い寝言をぶちまけた 優しくて意地悪な時計は ひとりでに針を震わせ 無意味な恨みを 味わう余裕も与えてくれないわ