404号室 (feat. 初音ミク) 作词 : カンザシ 作曲 : GEN 晴れ 夕5時の道 散々 いたはずの声 アイスとソファの取り合い 視野角 フェンス片手に綱渡り レジ袋の命綱 破れないよう こぼれないように 寄り添った キーワードだけ 羅列して 検索は一件 ドアを開けてみる 白紙のままの空間に 夕陽の影が1つ消えて 君どころか僕の 音も文字もあの時間も 「存在しない」 文字に書き出され 暗い404号室 止めたくても出来なかった 声を着いて出た思い ゴミ箱から消えない 雨 12月の傘 いっそ雪になればいい 恋人みたいと浸る ひとり相合傘 そうじゃないと君は言うでしょ 呆れた声に呆れて 勝手に出た言葉に 時間が止まる 僕が消えれば良かった 待ってしまった ただいまを 君と2人だけの吐息の 溶ける世界でいいのに つぶした黒いアイコンに 並べた文字は過去に消えて 無くならない想いなのに 増えたりはしないままで 僕の知らない固い命綱 僕のいない道を歩いて 僕の言葉に気づかずに 早く忘れてしまって 「ページは存在しない」 晴れ 21時の夜 憧れた長い髪を切る 暗闇に黒い束が飲み込まれた