生涯、貴方を怨みます。 作词 : 生涯、貴方を怨みます。 作曲 : 生涯、貴方を怨みます。 貴方と共に何処までも 参りましょう。 その言葉を最後に、 彼は消えた。 ♪ 鳥の羽ばたきに、まだ気づかない。 此の身に纏わり離れない、 がめつさに邪魔をされたから。 時の絡まりに、また囚われて。 後悔先に立たずなら、 最初からやりません。 此の身は既に、 朽ち果てたのですから。 貴方と共に、何処までも 参りましょう。 その言葉を最後に、彼は消えた。 そうして彼の居なくなった世界は、 とても綺麗で、 ひどく醜いものだった。 ♪ 私が此れ程迄に、 焦がれている物を。 どうして理解らないのでしょう。 一口で全て破棄された。 確かな記憶と、幽かな思い。 どうしても羨ましいので、 見なかったことにしたが。 どうして否定できましょうか。 許せない。 許せるものか。 貴方と共に何処までも 参りましょう。 その言葉を最後に、彼は消えた。 何年前かに、行方を晦ました。 食塩水の見た目は、 奴を殺すための、 ふざけた言い訳です。 既視感とも言います。 揺らぎ、隙を見つけられた。 願うばかりで、 果たせなかった。 貴方と共に何処までも 参りましょう。 その言葉を最後に、彼は消えた。 そうして彼の居なくなった世界は、 とても綺麗で、 ひどく醜いものだった。 生涯、貴方を怨みます。 ♪