架空のうた 窓 溶けだす光 煙たい箱部屋のなか 指紋を残す人さし指 観念的なうたとメロディ (雜念) 頭を抱えて 痛みのありかを探る くらいくらい くらい幻をみる 身体的な音楽に憧れてるのかな それでも シーケンスは 論理の産物で制限と選択によって色付く 内向きに食い込んでゆく 風船のようなうた いばらの影に生えてくる きのこのようなうた