黒い靴 作词 : スガ シカオ 作曲 : 根岸 孝旨 夜の国道をビュンビュンとばすトラックのヘッドライト 一瞬道路脇を照らす 置き去りにされた誰かの片方だけの黒い靴 一体誰が履いていたんだろ? どんな街に住み  どんな日々をあの靴で歩いて どんなユメを見て  どんな思いで捨てたんだろう? あの日 ぼくの胸に置き去られた  君のいろんな素顔 黒い靴のようにただ  時間に汚されていく 人は10の幸せと 10の不幸を持って生まれて それが順番に起こる そこに3つのウソと3つの誠実を加えて それが足のサイズになる 26センチの靴で運命を駆け抜けて 片方が脱げて  でも君に会うため走り続けたよ もしもぼくの胸の中  聖域があるなら その扉開ける鍵は  君が半分持ったまま あの黒い靴  いつかボロボロに朽ちて ぼくの中の君の笑顔は  そうさせはしない どんなに望んでも  叶わないこと ぼくはそれを  知りたくはなかったけど ぼくの胸に置き去られた  君のいろんな素顔 もう片方の思い出は  君の中にあってほしい