Anthemical Keyworlds (TAM's Violin×Piano Non-Stop) ひとりで僕らは歩けるか 誰もいなくなってそれでも 手を取り過ごしてきた今日までを まだ見ぬ誰かの明日へと <青空> あの海 どこまでも 青かった 遠くまで あの道 どこまでも つづいてた まっすぐに たくさんの思い出がある ほかには何もいらないぐらい 瞳を閉じれば すぐあの海のにおい ふたりにはありふれた優しさ 花のように恋のように移ろう 低い雲 風を待つ靜けさ もう聞こえない ありがとう たくさんの ありがとう 思い出を これ以上はもうわがままになる ありがとう きみたちの中にある辉きを こんなにくれたらもう十分だよ <小さなてのひら> 小さな手にもいつからか僕ら追い越してく強さ 熟れた葡萄の下泣いてた日から歩いた 小さな手でもいつの日か僕ら追い越してゆくんだ やがてくる日は 新しい季節を開いた <时を刻む呗> きみだけが過ぎ去った坂の途中は あたたかな日だまりがいくつもできてた 僕ひとりがここで優しい 温かさを思い返してる きみだけをきみだけを 好きでいたよ 風で目が滲んで 遠くなるよ <夏影> ふたりぶんの青空を 君は手で囲った 越えてゆく遥か夏も 渡る川の流れも 何時か変わって 何時か忘れて 同じ思い守れずいる ひとりが辛いからふたつの手をつないだ ふたりじゃ寂しいから輪になって手をつないだ きっとそれが幾千の力にもなり どんな夢も断てる気がするんだ 高く跳べ高く空へ 高く蹴れ高く声を上げ いつか挫けたその日の向こうまで きみの声忘れない涙も忘れない これから始まる希望という名も未来を その足は歩き出すやがて来る過酷も 聞こえた気がした 感じた気がしたんだ 震えだす今この胸で もう来る気がした 幾億の星が消え去ってくのを 見送った 手を振った よかったね、と ······