小さな家 水たまり飛び越えて 帰り道 靴が濡れたとしても ポストに届くのは風 いたずらになびかせて ドアを開けたりして 春の香りとともに わたしが植えた トネリコの苗 いつが花を咲かせるかな お腹の空いた虫が 見つめていたりして 散らかした部屋の中で すべでを忘れたいわ 今日は一緒に踊ろう オレンジ色 月も見てる 今夜の夢が楽しくて 優しくて 幸せであるように 緩やかな坂の途中 指を組み歩きたいわ 今日はふたりで帰ろう そしてそれが続いていく なにもない幸せがある あなたとわたしの小さな家