光と影 春 近く 風の音は 遠く わたしの声は かき消えされ 少しずつ 顕れる おもい 祈ることさえ ままならず ことばに 生(な)らない おもいは 大きな 海へと 何時かは 届くと 信じてた 夢 遥か 悲しみに 染まり 強く信念(こころ)は 揺さぶられ 灰色に 染まりゆく 時間は 生命の意味を 問いかける ことばに 出来ない 想いは 何時かは そらへと 必ず 届くと 信じてる 春 近く 風の音は 遠く 寄せては返す 悲しみと 枯れること 知らない 花束 希望を 抱いて わたしは 生きる