傷 Short ver. ほら 最後のあぶくは 吐き出してしまった 街の底に住む魚たちを 浮き上がることもなく 沈むことさえもない 光遠ざけるもの 悴んだその手を伸ばす 先さえも未来とは呼べない 歩き続けるのか 感情を眠らせて その一歩は 何も変えちゃくれないのに 嗚呼 その傷に 傷を重ね 歩け 見ててあげるから 始まりの叫び 終わらない叫びを ここで