氷牙忍法帖 作词 : 瞬火 作曲 : 瞬火 謀蠢く懐に生まれ 息差も己の任にならず 遂げる何かは幽冥に隠る 人を斬るに糸は切れない 悔悟の牙よ此の身に宿れ 未だ腕に残る軽みが悍しい故 最期に踊れ氷の荊棘を 撫でる様に塵と罅ぜよ 怒りに喚く彼あの頃に染まれ 目差は奴の其に非ず 欠ける泪は血刀に代えて 戯れた嘘もざらり纏みて 此の手で葬らん 悔悟の牙よ此の身に宿れ 未だ腕に残る軽みが悍しい故 最期に踊れ氷の荊棘を 撫でる様に塵と罅ぜよ 数え切れぬ疵よ此の身を喰らえ 甦る胸の痛みが睡らぬうちに 最期に踊れ氷を穿つ雪の様に 白に眩いて縷縷に贖う 修羅の途を