無色の朝 綺麗な言葉で綴った 手紙を燃やしてみたい 絵本の世界の話なら、いいね 知らない色で溢れた街並み 天使はいないよ 汚い言葉を吐くことで 何か変わった? いつか赦されたいの 答えもなく 腐ってゆく 忘れ方を教えてくれませんか 手を取る二人は笑えやしないよ 救えない彼女の吐息は、挿話 答えになれない花束、脱ぎ捨てて 路地裏の正体を明かせないなら あなたのその罪も解けないから、どうか 暗がりの中、泳ぐように 「愛されたい」の声を探って 「どうしたっていいよ」 「聞かないで」 声にならない想像を 忘れ方を教えてくれませんか 手を取る二人は笑えやしないよ 救えない彼女の吐息を数えて 嫌いになれれば、いつかは変わるかな なんて