木葉天狗 作词 : 天外冬黄 作曲 : ZUN 嗚呼飛沫を上げて 放り投げたる滝壺 嗚呼其の荷を背負いて 踊りて参る 綾なる容貌此方彼方と 眼を焦がす黒い疾風 落ち続ける水が途絶える前に 本能暴れる儘従え この身を覆う毛の先までも 貴女の僕 思う遥か万里の 高嶺に腕を投げて 嗚呼空木を返す哀れな音よ 追えど栓無し秋空に消ゆ 愛しや憎し綾錦 落ち続ける渦に心灼かれて 情念悶える程幸なれ 夢と絵空に白で描けど 貴女は空へ 憧れはいつしか此の山を飲み 瑕無き白き皮を染めるだろう 此の身を喰らう万里の眼が 捕らえる限り 落ち続ける水が 途絶える前に 本能暴れる儘従え この身を覆う毛の先までも 貴女の僕