Missing Girl 作词 : 天外冬黄 作曲 : ZUN 風に触れて思い出す 捨てたはずの遠いノスタルジア 空が雲が瞼の裏で 静かに問いかける 最果ての幻想の先に 惹かれ合う赤い糸が 見えていたのに 追いかけて 待ち続けてまた見失って 一つだって わからなくなるのは怖くて 星も花も月も空も 変わらないのに 何故かどこか 足りないような気がしている 信じていたはずだった 当たり前の常識を振り切って 襲いかかる誰かの影を いつまでも引きずって 風を切る運命の針が 身を刻む音は いつか止むのでしょうか 昇る者と沈む者の真ん中に立ち その両手を司るのが神だとして 陰も陽も善も悪も等しいなんて 私だけはそんな風 に思いたくない 儚く薫る風と土の記憶 迷い憂い揺らぐとき心は 懐かしいあの景色を ただ眺めている 待ち詫びて追い求めて また見失って わからなくなるのは 今でも怖いけれど 星も花も月も空も 変わらないから それはいつか 見つかるような気がしている