クラインの心臓 ドアのない部屋をひたすらゆく 僕の助けを叫ぶ声がある 光る闇へ君の内部へ 広がるのは虚無の秘境 広がるのは声の残響 君の声へ君の外部へ クラインの心臓で僕は迷う 二つのメビウスの輪は繋がって閉ざしてく 辿るものなど無い中僕は歩く 表裏のない無限ループで声がする 境界のない無限ループで叫ぶ声がする 「君は誰だ」僕は叫ぶ 僕の心臓で誰か叫ぶ 部屋の外で誰か叫ぶ クラインの心臓は無限鏡 鏡のメビウスの輪は僕を生み続けてく 世界が反転する中僕は歩く 表裏のない無限ループで声がする 境界のない無限ループで叫ぶ声がする どこへ向かえばいい?どこへ逃げればいい? どこへ向かえばいい?どこへ逃げればいい? この心臓に穴をあけた この部屋に穴があいた 小さな僕と巨人な僕が 穴から僕を覗いた