かえらず [00:20]煙を辿ってみても [00:25]其れは唯の曇です [00:29]下を見下ろしても [00:34]其れは靜な町です [00:40]別れても夏の日に手招きされるが [00:46]待ち人がいなければ成り立ちませぬ [00:52]瞳から涙が溢れます [00:58]覆水盆に返らず [01:05]墓を見つめてみても [01:10]其れは汚れた石です [01:14]腕を伸ばしてみても [01:19]其れは無意味なことです [01:25]祭囃しも遠い夢 [01:31]行きの午も帰りの丑もいませぬ [01:37]唇から漏れます「後の祭り」 [01:43]我は盆に帰らず [02:05]気付いても時は既に遅し [02:11]帰る家も町もありませぬ [02:17]神様と崇められても [02:23]結局は唯の幽霊 [02:29]別れても夏の日に手招きされるが [02:35]待ち人がいなければ成り立ちませぬ [02:41]嗚呼、覆水盆に返らず [02:45]我は盆に帰らず [02:53]我は盆に帰れず