大树の影 作词 : Shunsuke Kuroda 作曲 : Shunsuke Kuroda 戦場に咲く一輪の 笑顔の様に ささやかに 日々の喜びを抱き しめられた なら それを幸せと呼ぶのだろう 思い描いたヒーローは いつも淀み無く 降り注ぐ不幸せを 笑い飛ばして 誰もいない 路地裏で 涙を堪えては 孤独という弱さを振り払う 大河のように洋々と 流れる情熱が 足かせになるものを 飲み込んでしまう でもそれで良かった 一歩でも進めるのなら それを奢りと呼ぶなら それでも構わない 流れる時が 人を変えるというが 流されていくことと 歩み続ける事は違うのさ 戦場に咲く一輪の 笑顔の様に ささやかに 日々の喜びを抱き しめられた なら それを幸せと呼ぶのだろう 強く信じてきた物が 大きな幹となり 分かち合った友たちに 枝葉が伸びてゆく そして互いに支え合う 生い茂る森となり 家族という絆に育っていく 今ここに有る幸せに 涙を流しても この道の先同じ様に 感じられるだろうか 哀しいけれど 人の欲望は逃げ水の様に 追いかけた分だけ 遠さかっていく つまずいて 心折れそうなって 自分の弱さ確かめて また誰かに優しくなれるのさ 戦場に咲く一輪の 笑顔の様に ささやかに 日々の喜びを抱き しめられた なら それを幸せと呼ぶのだろう 思い描いたヒーローは あの日のように淀み無く 分かち合った友たちと日々を夢見ては 明日という未来に歩き出す