忘れ花 その身映す鏡 見つめ続けてもまだ 迷い偽りを剥がせずに求めあう 忘れ咲く花 穢れに漂う魂 人は何故 互いに傷つけ 互いに苦しみもがき歩もうとする 醜き命よ 嘘をつくのは誰のため 何度でも繰り返す 一つの糸を手繰り寄せ 結び目を絡ませる 目の前に咲く花々のように 人の心は脆くて移ろいやすい 愚かな運命よ 人は何故 何もかも忘れ 見て見ぬふりして世界を巡ってゆく 醜い命よ 嘘をつくのは誰のため 誰にでも繰り返す 一つの糸を手繰り寄せ 結び目を絡ませる 淡い香りの花々のように 死と隣り合わせ並び裁きを受ける 愚かな運命よ