Dividing Line 木の葉が舞い散り路を红く染め 季節の終ゎりを静かに告げる 上着を重ゎて羽織り身を包む 束ねた髪を解く頃 途切れる雲の糸 ひと筋 透き通る空の色 眩し〈 ひとっの影は今 ニっに分かれて 霞み消えてゆく 虫の音途絶えて風の音が響き 命の息吹が地に沈みゆく 空では無数の星が瞬いた 吐息が白く染まる頃 ニ人を結び留め紡いでいた 赤い紐は今千切れて 寄り添う二人にはいっしか綻び すれ達い このまま過去と末来の境目さえも失くして 溶けてしまえばいいのに そう願った もう決して振り返ることのない記憶を 地平に沈むあの日とともに消し去ろう このまま過去と末来の境目さえも失くして 溶けてしまえばいいのに そう願った もう決して振り返ることのない記憶を 地平に沈むあの日とともに消し去ろう