追葬の窓 作词 : 日山尚 作曲 : 霜月はるか/MANYO 夜明けの部屋に独り 溜息窓に漏らす昏い影 呼びかけて呼ばれて 誰もいない背後に 千切られた記憶が這わせた爪の跡 蒼に染められ在らぬ未来をみる 壊れた人形 優しさと痛みに溺れたあの日は何処 重ねた唇から 哀しき罪がいつか芽吹くなら 魂から躯を切り棄てれば終わるわ 睡りゆく貴方をこの双眸に灼き付けて 朱に染まった花びらは謳う 歪みの世界を 失った声に震える空の棺 抱き締めた命朽ちるまで私を求めて 優しさと痛みに微笑む亡骸から 降り注ぐ過去に手を伸ばし 間違い消しても 干涸らびた花びら一つ崩れただけ