キャロル 作词 : risou 作曲 : risou 喜びを唄う歌が街を駆け抜けて 私はそれを口ずさんでる だってそれは、あなたが好きな歌だから 全部覚えたんだよ でもね、きっとあなたはあの人と こんなにもわざとらしく光って、祝う街の 一場面に、素敵に収まっていくのね 絵になる二人は、まるで絵のように いつの間にか、恋にあなたが離れてく 私はそれを黙って見てる だってそれがあなたの好きな人ならば きっと嫌いになってしまうから あの子の手を引き歩く姿を見つめては 上手く出来たはずの作り笑いが 痛んでいく やめてよ、今更戻れない その子と二人で笑わないでよ 友達でいれたら、顔を合わせて笑える仲なら 何もないよりはマシなのかな 押し殺した言葉も、何度も溢れる涙も 私が、好きになった私が持っておくね そんなあなたの優しさが、垣間見えた狡さが 私を想って、隣に置いてくれる どうせならさ、諦められるように突き放して なんて思ってる自分が嫌いで いつか言葉に温度が戻ったなら、私が大人になれたなら こんな我侭はもう 不甲斐ない聖夜にキャロルは響く