carcer 作词 : くまりす 作曲 : ZUN 流れに惑い彷徨う指先が求めたもの 遥か彼方からの微かな光の筋 寄せては返す波に揺れる感情 怯えた指で掴む不確かな糸 残した足跡から消えてゆく色 闇に飲まれた空に浮かぶ三日月 永久と呼ばれた牢獄の時間は 錆びついた針で止まったままだから かすれた文字で書かれた新しい未来の道 愚かさが騙った希望に満ちた未来 鏡の様に映る凪いだ感情 錆朽ちた躯へと絡みつく糸 残した足跡さえ砂に埋れて いつか空から落ちた月が見ていた 永久と呼ばれた牢獄の時間は 錆びついた針で止まったままだから 当たりを照らす光が映した何もない場所 怯えていた筈の影さえ消えてしまう かすれた文字で書かれた新しい未来の道 愚かさが騙った希望に満ちた未来 流れに惑い彷徨う指先が求めたもの 遥か彼方からの微かな光の筋