留まる 留まる-茶太(ちゃた) 瞼を開けたらそこは いつもの右傾と脆弱 明滅してる信号の色 混ざり合い溶けていく ぶれて行く何度も思う なぜなぜ私ここにいるの 頭の片隅で 誰かの名前が反響しては 虹のように消えてた 瞼を開ける前の 自分の世界も曖昧で 朝が来る前 街満たしだ寂しきものな影 揺らいてる何度も思う なぜなぜ私ここにいるの みおろうさあ 今日あしか駆け込むのかてい どこにもいけない気がして 目を閉じる 何度も思う なぜなぜ私ここにいるの ふかまが影の色私を染めてく 見上げた空のひかりが遠ざかる