曖昧な唇 好きという言葉では物足りなくて 愛してるなんて大袈裟な気がしてた あなたを現すちょうどいい言葉は この部屋のどこかに落ちているのかな 曖昧な唇-おくはなこ 詞:奥華子 曲:奥華子 満たされない寂しさをお互いに持ち寄って 今と自分を誤魔化してるだけだと知ってても 強がりな私の声弱気な溜息も あなたの唇で塞ぎ込んでくれた 愛という束縛と自由という孤独の間が 二人にはきっとちょうどいい 何も聞かないでただ微笑んでいて ドアを開ければまた私も忘れるから 心の拠り所は一つじゃなくていい 自分をまた甘やかすことに慣れてゆく 何も持たなければ何も失くすことはない 得意げに言っていたねえ私を笑って 愛という束縛と自由という孤独の間で しばらくいさせてほしかった あなたを現すちょうどいい言葉は やっぱりどこにも見つからないまま 好きという言葉では物足りなくて 愛してるなんて大袈裟だったのに