コペルニクス 20世紀の星を浮かべて コペルニクス さよなら 愛し日々よ 「コペルニクス」 明日を窓の外に 見ていたノスタルジア 時をかける君はい つの日も笑った 気づけば大人になって しまったレアリスム 誰より恋焦がれた 君はもう飛べない 子供の頃見た  あの人は何処 さらば幻  右から左  時代が逃げてゆく 20世紀の星で生まれて コペルニクス きっと未来には誰も知らない 常識が回って どんな世界でもギターを奏で ヘンドリックス 悲しみなんて 消えていることでしょう 奇跡のテクノロジーが 夢見たエコロジー 代償なんていらないは ずだよと泣いてみた 平和の鳩の群れは 砂漠に降り立って おなかが空いたよと大げさに鳴いてみる 子供のままでは  いられないのかな さらば思い出   翼を広げビルから 目を閉じて 20世紀の星を嘆いて コペルニクス 一人探して求めたものは 何も見えないままで 分かり合うにも幼すぎたの  コンプレックス 情熱ばかり 消えてしまわないで 20世紀の星は呟く 「また会いましょう」 巡り巡れば出会える昨日  変わりもしないままで 人が回れば空も回ると信じ合って このままどこへ流れていくのでしょう 明日も宛て無く星を彷徨う コペルニクス きっと未来には誰も知らない 常識が回って どんな世界でもギターを奏で ヘンドリックス 悲しみなんて 消えていることでしょう 私もきっと 消えていることでしょう -終わり-